
通勤に利用しているJR駅直結の駅ビル通路の出口にドアがあり、『注意!』シールがたくさん貼られています。
ドアを開閉するために押したり引いたりする「取っ手」部分と、「ヒンジ(蝶番)」部分の両方に似たような『注意!』のシールがありました。注意を促すことには異論はありませんが、注意シールの乱発はオオカミ少年と同じで、注意する意思を削いでしまいます。
いくつかの問題が含まれていますが、本質的には、どこを押してドアを開けるかわかりにくいために、注意箇所が増えてしまうということでしょう。
シールの表す注意事項を細かく考えると、「取っ手」部分の注意は、「そこを押すか引くかして開閉するドアの稼働部分なのでぶつからないよう動きに注意してください。」を表しており、「ヒンジ」部分の注意は、「隙間に指を挟んでけがをする危険性がありますので注意してください。」であろうと思います。
前者は縦方向の「取っ手」にすることができれば、そこを持って開け閉めすることが明確に伝わります。
ドアの利用者は、どちらが稼働部分かわからないので、危険なヒンジ部分を押したり引いたりしてしまうことがあり、そのために『注意!』シールをいたるところに貼らなければならない羽目になっているのではと感じます。
シールを貼るなら、押す、引く双方向の開閉ドアであっても「押す」と記載すればよいのです。常識ある人ならそこが開閉部だとわかり、押してダメなら引いてみるからです。
