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2008年10月 一覧

2008年10月30日

札幌デザインスイーツという取り組み → ○

札幌デザインスイーツ

 パティシエとデザイナーのコラボレーションから生まれた全く新しいスイーツ。札幌で毎年開催されているアート/デザインのイベント「SAPPORO DESIGN WEEK」での今年のテーマのひとつです。29日から限定発売されていることを知り、早速"Block Cake"を購入してみました。期待通り外観も味も大満足でした。ルック&フィールとテイストが一致しています。

 「SAPPORO DESIGN WEEK 2008」Webサイトからの引用ですが、『「デザインスイーツ」には、デザイナーの視点から生まれた新しい発想のスイーツを通して、もっと身近にデザインを感じてもらいたい、との願いが込められています。デザインは、商品に付加価値を与えるだけではなく、私たちの暮らしをもっと豊かにするためのものです。生活のちょっとしたひと工夫もデザインなのですから。』とあります。
 
 このコンセプトには大賛成です。身近なところからデザインの力を活用し、ちょっとした喜びを得たり、普段の生活の満足度を高める取り組みにはぜひ協力していきたいと思います。

■関連情報: 札幌デザインスイーツ

2008年10月28日

プリンタインク切れ時の画面ガイダンス → ○

 自宅で使っている一般家庭向けのインクジェットプリンタのインク残量が少なくなり、やがて印刷できなくなりました。インク残量がゼロになった瞬間に、インクカートリッジの変更を促す画面が表示されたのにはちょっと驚きでした。
 画面ガイダンスで指示された通りにインクカートリッジを袋から取り出し数回振って、指定の場所に取り付け、印刷を続行することができました。
 その昔はインク切れや紙が詰まった際の操作ガイダンスなどはユーザーインターフェースの悪い見本のように言われたものでしたが、最近は改善されていると感じます。

 プリンタやソフトウエアの状態(インクがわずかに残っているか残量ゼロか、プリンタのふたが開いているか閉まっているか、印刷途中か否か)によってその状態に応じた指示を具体的に画面表示できることが、ガイダンスの使い勝手向上につながっているものと思います。

2008年10月26日

受付けられない捺印を図示している申込書 → ○

受付けられない捺印を図示している申込書

 某流通系のオンライン銀行の申込書が、図示を多用していて面白かったのでご紹介します。
 捺印欄に二重に捺印してしまったとか、枠線をはみ出ているなど申し込みを受け付けられない印の押し方の悪い例を図で示しています。図示の捺印NG集は今までありそうでなかった方法です。
 これをみると、「じゃあ捺印をやめたらどうか。」とも思ってしまいますが、捺印が必須なら、図示はひとつの有効な手段だと思います。
 

2008年10月24日

指定階のみに止まるエレベータの工夫 → ○

指定階のみに止まるエレベータの工夫

 地下1階と10階だけに止まるエレベータです。他の階の停止ボタンをプラスティック板でふさいで押せなくしただけですが、機械や制御ソフトウエアを改造するだけではなく、このような方法も十分有効だと思います。
 やりたいことは実現できますし、この方法でバグがでることはないでしょう。コストダウンにつながります。

2008年10月22日

ダーティプロトタイプのほうがピンとくるのはなぜ?

 Webページやソフトウエアの概要やその動きを示す資料として、画面遷移図が用いられることが多いと思います。
 しかしきれいに描かれた画面遷移図は、Webサイトやソフトウエア全体の正確な画面の動きを示す資料として確かに必要ですが、利用者の立場でみると、どうもピンとこない点があります。
 画面遷移図では自分自身の興味の対象やよく使う機能だけが気になるので、見たい部分は見えるのですが、それ以外の箇所は目に入っていても見えていないようです。

 これを何とかするために、手書きのペーパープロトタイプをスキャンして、画面遷移に沿って単純につなぎ合わせただけの「ダーティ」なプロトタイプを作成することがあります。
 画面遷移図(全体図)に比較して属性や利用シーンで分解され、直線的な遷移に限定された「ダーティ」プロトタイプは、枝分かれがなく流れが1本になっていること、時間軸に沿った動きが時間とともに体験できるので、画面がいくら汚くても要素がはっきりしていれば、理解しやすいと考えます。
 画面遷移図とダーティプロトタイプのそれぞれの利点を考え、併用していくことが望ましいのではないでしょうか。

2008年10月16日

避難訓練に参加しました。

消火栓設備のマーク

 オフィスの入居しているビルの避難訓練に参加しました。その際、消火栓の設備について説明を受けたのですが、一般的には通常の消火栓を開けて水を出すには、「ホースを持つ人」と「水の出るバルブを開ける人」の二人が必要とのことでした。
 これは誰でも知っている暗黙知ではないので、何らかの形で表記すべきではないでしょうか。
 ちなみに写真の消火栓設備は、一人で扱える特別のタイプなので、そのことを示すマークが付いています。新しく導入される消火栓は写真のタイプになってきているようですね。

 正直なところ、日頃自分の身の回りには火事は起こらないと思っているので、積極的にに避難訓練に参加することはありませんでした。しかし15分で知らなかったことががひとつでもわかると思えば、避難訓練も良い経験だと感じた次第です。

2008年10月15日

待合室の長いすの工夫 → ○

待合室の長いすの工夫

 某低価格チェーンの理髪店にある待合のための長いすのちょっとした工夫についての話題です。
 この店の長いすにはカットスペースに近い席から順番に並んでもらい、空きができたら詰めてもらうために、ガイドラインとして矢印マークと番号が付いています。
 一見たいしたことがないようですが、言葉で書くには冗長すぎる内容なので、このようなガイドライン的な工夫は有効だと思いますし、今後増えてくるのではないでしょうか。

2008年10月11日

ご不要になりました古新聞、古雑誌などございましたら・・・

 毎度おなじみの廃品回収車。住宅街を超低速の軽トラックで走り、「古新聞、古雑誌・・・」で始まる独特の抑揚のついた声がスピーカーから聞こえてきます。最近聞いたのは、テレビなどの電気製品回収を目的としているものでした。

 「・・・テレビ、ビデオデッキ、オーディオコンポ、DVDプレーヤー、パソコン、プリンターと続いてプレイステーションなどございましたら」と続きました。そこまで一般名詞だったものがいきなり商品名になったので面白いと感じて、鮮明に記憶しています。
 ただこれはよく考えると、家庭用ゲーム機という一般名を代表する商品として、「プレイステーション」が選ばれており、一般名称化しているのだと気づきました。携帯用カセットプレーヤーと呼ぶ人はほとんどおらず、「ウォークマン」で他社製品も表していることには異論がないと思われますが、「プレイステーション」だとまだちょっと違和感を感じただけでしょうか。

 また、この廃品回収業者では、家庭用ゲーム機で回収できたのはプレイステーションだけで、任天堂「DS」や「Wii」は人気商品だけに無かったのかなと想像してしまいます。だみ声のおじさんが「ウィー」と言うのは廃品回収独特の節回しのリズムに合わなかったのかも知れません。

2008年10月07日

高層階用と低階層用エレベータの停止階表示 → ×

エレベータの停止階表示(低層階) エレベータの停止階表示(高層階)

 完成後まだ1年ぐらいしかたっていないピカピカのオフィスビルのエレベータホールの停止階表示がわかりにくいです。「高層階用」と「低層階用」に分かれているだけですが、それが一見してすぐわかるように表現されていません。
 低階層用には1・2・3・4-13 という停止する階の数字だけが並んでいます。高層階用には、1・2・3・13-22というこれまた停止する階の数字だけが並んでいます。

 しばし悩んだ末ようやく数字はエレベータ停止階で「・」はおよびの意味で、「-」はマイナスではなく「・・・から・・・まで」の意味であることが理解できましたが、高層階用の「13」は一瞬頭の中で「1」と「3」に分解されてしまい3階の次がまた1階?、また3階?と混乱してしまいました。
 この数字以外に2つのエレベータホールの見かけ上の違いがまったくないことも迷う原因のひとつです。

2008年10月06日

歩車分離式信号の時間経過インジケータ表示の提案

歩車分離式信号

 最近交通量の多い市街地に増えてきた「歩車分離式信号」ですが、通常の信号と比較して歩行者の立場でみると、赤である時間が長いのです。運転中でも同様ですが主観的には歩行者としてのほうが赤の時間が長く感じます。

 そのため歩行者信号には時間の経過をランプ表示するインジケータが設けられています。ストップウォッチで測ったわけではないので正確なことは言えませんが、おそらく時間経過のランプは均等な時間で1コマづつ減っていくものと思われます。

 この際、特に最後の1コマが感覚的に非常に長く感じてしまいます。信号機システム上の整合性がとれるなら、最後の一コマの時間を短くしてその時間を他のコマに均等に割り振る案はいかがでしょうか?
 あと一コマになるとそこへ意識が集中してしまい、時間の流れが長く感じてしまうことを回避するアイデアです。

2008年10月02日

ゴムのユーザーの話はどこにでもある(Elastic User)

 ターゲットユーザー像は、客観的に導き出しさらに意識して言語化し徹底して開発メンバー間で共有しなければなりません。
 なぜなら各々勝手な伸び縮み自在なユーザー像を、自らの主観により「オレはワタシはこう思う」と作り上げてしまうからです。この自分に都合よくつくられたユーザー像はいかようにも変形するので「ゴムのユーザー(Elastic User)」と呼ばれているのは有名です。

 アラン・クーパー氏が名付け親のこのゴムのユーザーの話は、ターゲットユーザーについての齟齬だけではなく、あらゆる事柄についても同様に存在するとつくづく思いました。
 締め切りが迫ってくると、当初の各々の主張は見事に変形されてしまいます。ゴムなので非常に簡単です。
 また同じ言葉を使っていても、複数メンバー間でその言葉が示す内容が違うのはまだしも、さらに悪いことに同一人物の言葉でも文脈が違えば違う内容を示すことさえあります。
 言葉の揺らぎは創造に必要なことですが、立場の違う複数のメンバーが意見を収束させ合意を得ることについては、共通言語を見いだすのに本当に苦労します。

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