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2009年09月 一覧

2009年09月30日

女性専用車両を実施しております → ×

 朝の通勤時に次のような車内アナウンスを聞くことがありました。「女性専用車両を実施しております。」いくつかの鉄道会社で「女性専用車両」という迷惑行為防止や痴漢防止などを目的にした、女性および高齢者や障害を持った方や子供だけが乗車できる専用車両を通勤ラッシュ時に用意するしくみが導入されています。賛否両論あるようですが、ここではこの制度の是非は議論の対象とはしません。

 車内で聞いた「女性専用車両を実施しております。」というアナウンスは、かなり違和感を覚えました。制度や仕組み(コト)を実施するのではなく、車両(モノ)を実施するという表現を使ったからだと思います。代案としては、「最後尾(先頭)の車両は女性専用車両です。主旨をご理解いただきご協力願います。」などが適当でしょうか。

 耳で聞く言葉は、黙読する言葉と比較して身体が反応するだけに敏感になるのかも知れません。内容やシチュエーションにもよりますが広告文やいわゆるキャッチコピーも黙読では気にならないのに、音読すると何かしら妙な気分になったりするものもあると思います。

2009年09月24日

SHOW, DON'T TELL.

SHOW, DON'T TELL.

 昨日は市ヶ谷にそびえ立つ法政大学ボアソナード・タワーの最上階で、『スタンフォード大学Dスクール』-イノベーションを生み出すデザイン教育-と題した講演を聴いてきました。講師は米国スタンフォード大学デザイン研究所教授Bernard Roth氏でした。英語も分からないくせに同時通訳のイアホンが嫌いな私としては、しばらくぼんやり聴いておりましたが、耳に残るフレーズがひとつだけありました。
 Design Thinkingのために実践すべきことのひとつで、"SHOW, DON'T TELL."「見せよう!言葉で説明するな。」という「言葉」でした。シンプルでかわいい味のあるイラストを添えての言葉なので納得です。Design Thinkingまで至らなくてもすぐに応用できる場面はありそうですね。

2009年09月23日

タグ表示が客観的で誤解が少ない → ○

タグ表示が客観的で誤解が少ない → ○

 諸事情により休日着るものに不自由していたので、複数の店を回り、長考の末結局ごく普通のジーンズを購入しました。ジーンズ購入は15年ぶりぐらいかも知れません。

 3店ほどカジュアルな店を回り、いくつか気づいた点がありました。商品に付いているタグの表示が最も客観的に日本語で表記されていたのが、購入した店でした。店員さんの着こなしや店内のディスプレイなど洋服店としての他の重要な要素はとても褒められたものではありませんが、単品としての情報(素材、色、カタチ、サイズ、金額)はパッと見るだけできわめて誤解が少ないようになっています。

 これは店舗のオペレーションにはとても重要なことであり、購入者に必要な情報構築がきちんと行われていることで、そのドキュメントの一形式が紙の「タグ」なのだと思います。タグは供給側と購入者の双方が、それが何を指しているのか、共通の認識をしていることが必要だと思います。

2009年09月19日

『文具王』高畑 正幸さんのトークショーに参加しました。

『文具王』高畑 正幸さんのトークショーに参加しました

ワークプレイス展

 慶應義塾大学SFCインタラクションデザインラボ(安村研究室)によるワークプレイス展というイベントを見てきました。
ワークプレイスとは人がうごく=はたらく場所で、そこを心地よくするための様々なプロトタイプが展示されていました。展示は学生のアイデアによるもので、詰めの甘いところはあるにしても、いくつか意欲的で面白いものがありました。

 しかし今日の収穫は『文具王』高畑 正幸さんのトークショーでした。TVチャンピオン「全国文房具通選手権」を3連覇した高畑さんは、現在文具メーカーで商品の企画からデザイン、生産工場との調整、店頭での実演販促まで、おひとりで全体をカバーされています。ご本人曰く文具の生態系とのことで、本当に文房具の生態系全体を把握されているようです。
 Q&Aで記憶にのこった話題がありました。文房具の開発にあたってユーザーの声と自分自身から生まれるオリジナルの発想とのどちらを優先するかという質問に対する答えです。ユーザーの声というのはほぼ予想の範囲に収まっているので改良でしかあり得ない、真に新しいものを生み出すには、自分自身で腑に落ちるオリジナルなものだというくだりでした。これは逆に言えばプロであれば一般ユーザーの声程度は予測がつくぐらいに商品知識や利用形態についての実態把握は当然行っていなければならないということです。
 これも文房具への深い愛情と徹底的な人間観察力を持ち、文房具の生態系全体に関わっておられる高畑さんならではのバックグラウンドがあるからこそ出てくる言葉なのだと感じました。

■関連情報:
タワーステーショナリー
→高畑 正幸さんのWebサイトへリンク

2009年09月17日

初めてフリーマーケットで買い物をしました。

初めてフリーマーケットで買い物をしました。

 先日初めてフリーマーケットで買い物をしました。フリーマーケットというとアマチュアが不要品を処分するというイメージが強いのですが、今回参加したのは出品者がコレクターで有名な方やプロの編集者、クリエイターなどその道のプロでした。
 このため商品選択に出品者の皆さんの審美眼と世界観が反映されていて、とても面白い体験ができました。
 私も数点購入しましたが、一般の量販店や雑貨の店で買い物をするのとはまったく違った経験でした。これもひとつのユーザーエクスペリエンスですね。
 何を買うかではなく誰から買うか、モノにまつわるうんちくやモノがまとっている人の知恵や体験を手にするような感覚が得られました。これは実のところファン心理と同じなのかも知れません。

■関連情報:
クリエイターズ・フリーマーケット Vol.1
→@btfのWebサイトへリンク

2009年09月12日

CSS Nite LP, Disk 7(LP7:IAスペシャル)に参加しました #cssnitelp7 → ○

CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」

 今日はベルサール神田で開催されたCSS Nite LP, Disk 7(LP7:IAスペシャル)というセミナーに参加しました。休日にもかかわらずおそらく300名を超える参加者であったと思われます。
 最近注目を浴び始めているとはいえ、IA(情報アーキテクチャ)というテーマで、しかもWeb制作関係者が多くを占めるCSS Niteのイベントで、ここまで多くの人が熱心に講演に耳を傾け、ワークショップの課題に取り組んでいるのは壮観でした。また、講師の方々のIA(情報アーキテクチャ)に関する深い愛情と啓蒙していこうとする真摯な姿勢を感じることができました。

 内容はとてもこのブログにまとめきれるものではないので割愛しますが、日々の仕事にも直結する内容なので、大変興味深くセミナーの6時間が短く感じられました。
 また内容以外のこと様々な点で勉強になりました。イベントの進行や、参加者への気遣いなど、司会者個人の力量もありますが、イベントを取り仕切る司会者のパーソナリティによって、イベント全体の雰囲気や印象の大きな部分が形作られることが良く実感できました。

 twitterでは#cssnitelp7で検索すると、辛口の実況中継とともに多種多様な意見コメントが並んでいて、これもひとつの集合知であり、イベント会場を中心としたその外部にも広がる知恵の集積であると思います。参加された方であればなおさら面白く読めるのではないでしょうか。ぜひご一読をお勧めします。

2009年09月09日

外苑東通り方面ではわかりにくい。 → ×

外苑東通り方面ではわかりにくい。 → ×

 地下鉄千代田線を利用して乃木坂駅で下車して、東京ミッドタウンに向かいました。六本木駅では出口の案内に「東京ミッドタウン」の表示がふんだんにありますが、乃木坂駅では、あるにはあるのですが扱いが小さく、シール対応のようで後から取って付けた様子です。
 乃木坂駅から東京ミッドタウンへ歩く方は多いはずです。逆の青山墓地方面に出てしまったら引き返すのが大変なので、駅名や町名に六本木がない乃木坂駅にこそ大きくわかりやすい案内表示を望みます。

2009年09月08日

ソフトウエアテストシンポジウム2009北海道 JaSST'09 Hokkaido のご案内 一点突破 テスト道 ~守・破・離~

 10月2日(金)に、ソフトウェアテストシンポジウム北海道(JaSST'09 Hokkaido)が開催されます。ユーザデザインラボでは開催初年度から運営スタッフとして関わっており、今年も運営、発表者として参加しておりますので、概要紹介させていただきます。

 ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)とは、情報システムやパッケージソフトウェア、組込みソフトウェアなど高い信頼性を確保するために欠かせない実践的な技術:ソフトウェアテストを対象とし、さまざまな分野で活躍する関係者の研究成果や経験・事例発表、議論、情報交換・共有等を通じて日本のソフトウェアテスト技術の向上に貢献することを目的として2003年より開催して参りました。当初は東京のみでしたが今では全国6地域で開催され、札幌では 2006年より開催しております。

 今年のJaSST'09 Hokkaidoでは、基調講演は国内外においてレビュー分野他でご活躍の日本アイ・ビー・エムの細川宣啓氏をお迎えします。また、明日から使えるノウハウを持ち帰って頂くためのプログラム、そして地元発信の事例発表、自ら情報発信するプログラムを用意しています。


■JaSSTのウェブサイト(お申し込み先)
http://www.jasst.jp/archives/jasst09s.html

■お問い合わせ先
JaSST'09 Hokkaido 実行委員会事務局
E-mail: hokkaido-query@jasst.jp

2009年09月03日

SOSの説明プレートの位置 → ×

SOSの説明プレートの位置 → ×

 先週GOOD DESIGN EXPO2009見学のため、ゆりかもめを利用して東京ビッグサイトに行きました。ゆりかもめの車内、乗降ドア付近に緊急停止ボタンが置かれているのですが、それを案内している「SOS」のプレートの位置がどうしても気になってしまいました。
 緊急停止ボタンは、写真の上部やや右の位置にありますので、できる限りそのボタン自体の近くに配置すべきだと思います。
 この例では、「SOS」のプレートの右下で、比較的近い位置に緊急停止ではないボタンが複数並んでいるので、本当のSOSの際、緊急停止ボタンのつもりで、違うボタンを押してしまう恐れがあります。
 また、後付けで追加するために、物理的に取り付けられるスペースの問題が生じます。想定される要素パーツは設計時に考慮され、デザインされるのが筋だと考えます。


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