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2009年10月 一覧

2009年10月29日

混雑箇所という表現 → ×

混雑箇所という表現 → ×

 都営地下鉄大江戸線の六本木駅(E23)ホームの床に大きくペイントされている注意書きです。
 これでも伝えたいことは最低限理解できるのですが、混雑「箇所」はこの場合適切とは言えないでしょう。「箇所」では駅のホームのピンポイントのスポットである「箇所」に焦点があたってしまっていて違和感を覚えます。
 そもそも改札口から近いホームの一部の場所に乗客がかたまってしまうのが良くないので、それを避けること促すメッセージとして下記のようなものはいかがでしょう。

<代案>
・ここは混雑します
・(混雑うんぬんを書かないで)ホーム中ほどまでお進みください

2009年10月22日

病院のトイレに必要なものから考える

病院のトイレに必要なものから考える

 病院のトイレには、点滴液の容器を引っかけておくフックが設置されていることが多いようです。また至る所に手すりや非常用呼び出しボタンがあります。
 しゃがんだり立ち上がったりする際に、体に負担がかかるので、気分が悪くなったりめまいがすることが多いと聞きました。
 健康な状態で生活することに慣れてしまっているものにとっては、頭で想像するだけではなかなか気づかないことがあります。病院内を観察することによって、病気や怪我などで一時的にハンデを抱えた方が生活していく上での様々な工夫が施されていることがわかります。

2009年10月15日

選択肢が多すぎるのは → ×

選択肢が多すぎるのは → ×

選択肢が多すぎるのは → ×

 スーパーマーケットのセルフレジを初めて体験しました。セルフレジがあることによって長い行列に加わるイライラから解放されることは素晴らしいのですが、画面のユーザーインターフェースやガイダンスに気になる点がありました。

 様々な購入パターンに対応するためなのでしょうが、結果として選択肢が細かいため枝分かれが多く、複雑に見えてしまいます。突き詰めて考えれば本質的に分岐が必要なのは、金額に連動するレジ袋(有料)の要不要ぐらいかと思いますが、このセルフレジシステムの画面にはやたらに細かい枝分かれがあります。見たところスキップする手段が無いので、利用者はその都度ボタンを押さなければなりません。
 もう少し簡素化して、画面の流れを短いステップに収める工夫が必要だと感じました。

2009年10月14日

階段の垂直面に次の駅名を表示するのはとても良い → ○

階段の垂直面に次の駅名を表示するのはとても良い → ○

 駅で自分の乗りたい方向の列車がどのホームか迷うことはありませんか?この解決案のひとつを山手線の新橋駅で見つけました。
 一般的には駅の乗車ホームの名称には終着駅か○○方面のような、比較的遠くの目標が表示されることが多いと思います。慣れてくればこれで用は足りるのですが、まだ土地に不慣れな状態のときには、終着駅(または○○方面)と近距離にある駅名が結びつかないことがよくあります。自分自身の降りる駅が乗車駅から近いほど混乱する傾向があるかも知れません。
 遠くの目標と近くの目標の2つがあると、迷いが軽減されるのだと感じました。遠近2つの視点は重要ですね。

2009年10月12日

さりげない気遣い → ○

 創業数十年といわれている老舗のパン屋さんで気づいたことがありました。庶民的で気取ったところはまったくなく、どちらかといえば野暮ったい感じのする普段着のお店です。ここではパンを載せるトレーが伏せて重ねてあるのです。衛生上の気遣いだと思います。よく観察してみるとかなり古い店舗ではありますが、掃除や整理整頓が行き届いていて清潔感は損なわれていません。
 また、レジでの対応に無駄がなく、会計がとても速く終わることに感心しました。基本的なことがきちんと押さえられている飲食店は、味もハズレがないのでしょう。とっても美味しくいただきました。

2009年10月11日

無料ロッカーのアイデア → ○

無料ロッカーのアイデア → ○

 家具やリビング用品を扱う大規模ショップに行ってきました。店内はとてつもなく広いのですが、機能的かつ楽しく買い物ができるようレイアウトされていて、3周も店内を回遊してしまいました。休日なのでかなり多くの人出があったように思います。

 このお店でお客様が持ってきた荷物などを入れておくための無料ロッカーに面白い工夫をしているのを見つけました。鍵のキーホルダーがお店で販売している商品のサンプルなのです。ロッカーの鍵にキッチン用品(スプーン風のもの)が結びつけられています。少し大きいのでかさばるのですが、存在感が大きいので落としても気づきやすいのと、どんな人でも一度はそのキーホルダーになっている商品をまじまじと見てしまいます。
 モノを手にとってもらう方法としては、意外ですがなかなか心憎い方法だなと感じました。アイデアは出尽くしていると思わずに、様々な視点から考える必要があると思います。

2009年10月03日

寄藤文平(アートディレクター)×藤井大輔(「R25」・「L25」創刊編集長)トークショーに参加しました。

寄藤文平(アートディレクター)×藤井大輔(「R25」・「L25」創刊編集長)トークショーに参加しました

 東京メトロのマナー広告ポスター「家でやろう。」などのシリーズで有名なイラストレーター/アートディレクターの寄藤文平さんのイラストレーション展「KIT25」を見て、表題のトークショーにも参加してきました。

 何と言っても原画を間近で見ることができるのは素晴らしいことで、得るものは大きいと感じました。トークショーではフリーマガジン「R25」にイラストレーションを描くことになったエピソードや、「R25」「KIT25」の25にまつわる話題や寄藤さんのフォントに対するこだわりなど興味深く聞くことができました。また、リクルートの藤井さんの編集・制作に対するスタイルも共感するところが多く、世に認められる人の語りには人を魅了する何かが含まれているものだと感じました。

■関連情報:
2009年9月24日(木)~10月25日(日)
寄藤文平氏(アートディレクター)
初のイラストレーション展「KIT25」
→@btfのWebサイトへリンク

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