« 2009年12月 | メイン | 2010年02月 »

2010年01月 一覧

2010年01月25日

屋外に置かれた飲食店メニューから店の場所がすぐにわからない → ×

屋外に置かれた飲食店メニューから店の場所がすぐにわからない → ×

 レストラン、居酒屋など飲食店のメニューがお店からちょっと離れたところに置いてあるのを見かけることがあります。お腹が空いているときなどに見かけると、パッとメニューが目に飛び込んできて、とても効果的だと感じます。
 今日見かけたメニューはとても美味しそうで、魅力的だったのですがひとつ重要な点で残念なことがありました。店がどこにあるかがその屋外に置かれた看板メニューから、すぐに分からなかったのです。

 よくよく近づいてみれば小さな矢印や地図のようなものが見つかるかも知れません。近づいてゆっくり見るひとは少数でしょう。ぶらぶら歩く人の視線は移ろいやすいものです。お店の位置は、一瞬にしてはっきりと分かるようにしなければなりません。
 お店の方向を示す大きな矢印や飲食店本体の店名ロゴとのカラーリングの一致など、射止めたお客様の視線を、屋外のメニュー看板からお店そのものに近づける工夫が重要だと思います。

2010年01月16日

手作りの貼り紙をしなければならない → ×

手作りの貼り紙をしなければならない → ×

 地下鉄駅プラットフォームでの行き先表示のサインです。目的地の駅に行くのにどちらの方向に進む車両に乗ればよいのかは、路線図を見て確かめるのが一般的です。最近の地下鉄などでは従来に比べて、美的でわかりやすいデザインの路線図になってきており、一目見ればすぐにわかります。

 しかしここでは表示板の下にわざわざ手作りで出力した貼り紙がありました。手作り貼り紙のあるところに問題ありとこの業界では言われています。このような貼り紙があるということは、「間違える人が多い」「路線図だけではわかりにくい」「何か変更点が発生した」などの理由があるからです。
 応急措置としては良いのでしょうが、本来はこのようなものが無くても問題なく利用できるべきなので、できる限り根本の問題を解決することが望まれます。

2010年01月08日

ターゲットユーザーへ配慮する → ○

ターゲットユーザーへ配慮する → ○

 渋谷と表参道の間にある私立大学の正門付近で見かけた案内図です。なぜこんな当たり前の内容をわざわざ掲示するのでしょうか?
 案内図の制作意図はおそらくこんな感じではないかと想像します。この大学に毎日通う学生は、この案内図の対象者ではありません。この案内図を必要としているターゲットユーザーは、数年に一度だけここへ来る学生の父兄や学外の一般の方々であることは間違いありません。
 対象者によって、同一の人工物でも全く無駄になるものと、無くてはならないありがたいものに分かれるのですね。

2010年01月07日

駐車場の存在を知らせるサインの色が不統一 → ×

駐車場の存在を知らせるサインの色が不統一 → ×

 タクシーが空車であることを知らせる『空車』サインの色は日本国内では赤で統一されています。その色が相応しいかどうかはともかく空車のタクシーを捕まえるには赤を追っていれば良いということが共有されています。

 これに対して、街中でみかける「駐車場がここにあります」ということを示すサインや電飾のシンボル『P』の色合いは、ブルーや緑やオレンジが混在していてバラバラです。私自身の経験では、郊外であれば色の違いが気にならないのですが、サインが発光している場合、特に街中の信号機が目に入る交差点などで、複数のバラバラな色の『P』を見ると混乱することがありました。

 駐車場が満車か空きがあるかを示すサインは「満車=赤」「空き=白またはブルー系(緑)」で事実上統一されていますが、駐車場を示す『P』そのものが統一されていないのが実情です。
 すでに良く知られている交通標識の駐車場マークの色合いとデザインを踏襲するのもひとつの案かもしれません。業界での統一デザインガイドラインなどがあれば良いのでしょうが、決定的なものはなかなか見あたりません。詳しい方がいらっしゃいましたら情報いただければ幸いです。

2010年01月01日

建物の出入り口に回転ドアしかない。 → ×

建物の出入り口に回転ドアしかない。 → ×

 都市部の新しいオフィスビルや大型の商業施設の出入り口に、回転ドアが設置されていることがあります。
 空調効果を高めるなどのメリットがあるため、必要以上に回転ドアを悪者扱いすることはないと思いますが、建物の出入り口に回転ドアしかないというのは良くないと考えます。

 コストの問題はあるにせよ、回転ドアが故障して停止してしまった場合に備えて、付近に回転ドア以外のドアを設置すべきです。エスカレータは止まっても階段として使えますが、回転ドアが止まったらその瞬間からあきらかに通行の障害物になってしまいます。

 また、事故防止の観点からセンサーによってドアの回転が減速したり停止する傾向が増えていると思われます。停止や減速は安全のために必要なことですが、これにより建物に入る人が多いときに渋滞が生じます。出入り口渋滞を防ぐためにも、万一の故障時のためにも、回転ドア以外の扉を付近に設置することが妥当と考えますがいかがでしょうか。

About 2010年01月

2010年01月にブログ「ユーザデザインブログ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前の一覧は2009年12月です。

次の一覧は2010年02月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページ一覧ページも見てください。

  • DESIGN IT! Conference 2009 クラウド時代のユーザーエクスペリエンス
Powered by
Movable Type 3.34